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らいLIGHT221号 『目に見えない…3』

 今、「目に見えない資本主義」が必要と言うか
求められるように なったのには大きな二つの前提が
あります。
一つは私も以前から感じていたことです。地球は有限
なのが はっきりしました。
 1972年にローマクラブから「成長の限界」が発表され、
しばらくして私も読みました。もちろん日本語版。

 人類がこのまま地球を貪り続ければ地球は人間の存在を
許さなくなると随分ショックを受けました。
すぐに夏はネクタイを止める・栄あたりまでは自転車で
出かける・なるべく公共交通機関を使う・暑さ寒さに文句を
言わないなど生活には 気を配りました。
 また工場製品は売れなくなって自分の首を絞めるぞと
脅されながら、錆びない・壊れない照明器具を目指して
ステンレスやアルミを主な材料とする・ グローブには
競合会社が多用していた塩ビではなくリサイクルの効く
アクリルを使うなど頑張りました。
でも時代の意識はそこまで行ってなく商売上の利点とは
なりませんでした。ドンキホーテみたいなものでしたが、
個人としての生活スタイルの基本は いまだにその当時から
変わりません。

 余談ですが小泉首相が言いだしたクールビズの火つけは
私ではないかと思っています。
実施される一年前の首相のメルマガに「天皇陛下と首相から
ネクタイを止めてくれ」と投稿しました。
これが実現したのではないでしょうか?


 ところで今や名古屋で生物多様性会議が開かれるなど
環境破壊と資源枯渇は避けて通れない人類にとっての緊急の
課題となってきました。
経済は、特に量では無限には成長できないことが明確に
なったのです。
地球が有限のなかで資源が循環する範囲での経済に
ならなければなりません。

 モデルは江戸時代。当時の日本の人口は3000万・鎖国ですから
基本的に食糧をはじめほとんどの資源を国内で賄い維持循環させ、
しかも文化的には素晴らしく成熟していました。


 もう一つはグローバリゼーションに伴う世界にまたがる
情報公開とそれを支える通信の大革命であるインターネットの
普及です。
この効用は私たちが十分に認識しています。
あらゆるものがすぐに世界を駆け巡る。しかもそれは地球上の
ほとんど人々が使える。どんな組織や出来事も秘密にしておくのが
難しい時代になったのです。

 この大きな前提のもとでの経済はどうあるべきか?
その答えの一つが 人々の「共感」をベースとする
「目に見えない資本主義」です。

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2010/11/07(Sun) | らいLIGHT | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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