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らいLIGHT222号 『礼儀作法』
 とうとう礼儀・作法などと古めかしいことを言いだしました。
この歳になり次第にその大切さが分かってきたのです。
世の中では、特に政治の世界では若さが顕著に求められる傾向が
ありますが、自分が歳をとってきたせいか、歳を経るに伴う精神の
成熟もとりわけ組織の長にとっては必要であると思うようになって
きました。
こうした精神の成熟が礼儀・作法へとつながっていくように感じています
 
 まず、礼儀とは人を敬い大切にする心で、作法はその心を相手に
表現するための動作です。
日本には小笠原流礼法と言う、約700年前の室町時代に武士が
社会生活を円滑にするために作られ、受け継がれてきた「礼法」の
流儀があります。
門外不出であったこの礼法の要旨が分り易く書かれた
「誰も教えてくれない男の礼儀作法」を読みました。
著者は同流はじめての女性宗家:小笠原敬承斎氏です。

 読んでみて自分はそれほど礼法に反してはいないと安心も
しましたが、まだまだ知らないことの多さにも気づかされました。
例えば扇子を使う場合、目上の方の前では全開にしない。なるほどです。

 私たちにもっとも身近なのが食事の作法と思います。
当然のこととして家庭ならお父さんが箸を取り上げるまで他のものは
食べ始めない。
先日、ある宮大工さん達の食事風景をテレビで見ました。
食事中の親方が弟子に声をかけると弟子は直ちに箸を置き、姿勢を正して
話を聞く。そこには親方の話を真剣に聞く心が形となって現れるのです。
見ていてこちらも姿勢がピンとしてきます。見事に礼にかなっているのです。

 そして箸の持ち方。皆さんの中にも苦手な人が結構いますね。
まず、箸は箸先から三分の二あたりのところ持つ。
そして上の箸は人差し指と中指ではさみ親指で支える。下の箸は親指と
人差し指の付け根にはさみ薬指で固定する。
こうすると箸を自由に動かせますし傍から見て美しい。
今、やれていない人は練習して直しましょう。出来ないとは言わせません。
私は左手でもこのように使えます。左手マウスを言いだした頃にやりだして
いました。要はやるかやらないかです。

 箸をきちんと持ち、姿勢を正して食べるだけで共に食事する人は
心地よくなります。
また、挨拶や掃除に始まりドアをきちんと締める・椅子を戻すなど、
些細なことですがこうしたことこそ礼儀・作法の要であり、
人を敬うこころ・生き方が表れるのです。

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2010/12/03(Fri) | らいLIGHT | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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