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らいLIGHT238号 『極める』
 大震災直後で日本の行く末に暗雲がたれこめる中で始まった
23年度、とても厳しい1年でしたし、仕事を取り巻く環境にも大きな
変化がありました。
日本中が節電のために光源をLED化です。屋外も例外ではありません。
当社でもほとんどの器具の光源はLEDです。しかし、LEDはこれまでの
業界を超え、他産業からも世界中からも商品が入ってきて競合が激しく
なるばかりです。

 こうした状況下で今月から始まる新年度からの日本街路灯は
どう生きるのか?答は明確です。これまで通りオリジナル街路灯を
主体とした「特注のあかり」の提供です。
この分野で「愛知ブランド企業」にも認定されました。大量生産の
標準品とは戦わず、よりニッチを極めていきます。
日本では人口は減りはじめ、財政難のため公共投資も減り続けては
いますが、小ぶりな会社である当社にとっては大きな市場です。

 人口減少・高齢化に必須なコパクトシティ構想・持続可能な社会の
構築・観光立国などは街並に革新と変化をもたらします。
あかりと自然エネルギーの融合も進みますし、社会が成熟するほど「個」が
注目されます。少量生産のオリジナルがなくなることはありません。
それに対応するのが日本街路灯です。

 最近、お客様から皆さんの仕事ぶりや製品に感謝や感動したとの
声をいくつか聞いていますし、私自身もそうした場に立ち会っています。
日本街路灯のような会社は世間にほとんどないでしょう。
この特色をますます磨くのです。

 しかし「ニッチ」では先行きが細く小さくなると心配するかもしれません。
でも私はそうは思っていません。
「ニッチを極める」先で奥行きを深く幅を広げるのです。そのためにはデザイン・
質感・使い勝手を最優先し、造り易さを前面に押し出さない。
造り易さはデザイン・質感・使い勝手を実現した上で工夫をこらす。
メーカーとして生き方の転換です。これこそ「言うは易く行うは難し」ですが、
この途を極め続けるのみです。何故か?逆を考えてみましょう。
造り易さを徹底して追及すると、設備さえあれば何処でも誰でも造れるものとなり、
価格の安さだけが決め手となってしまいます。

 日本と言わず世界中が資源と地球環境の制約の中で大きく言えば拡大経済からの
転換期に入っています。企業経営は難しくなるばかりです。
それだからこそやりがいがあります。今期もニッチを極める進化を続けましょう。
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2012/04/02(Mon) | らいLIGHT | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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