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らいLIGHT 244号 『今日もていねいに』
 最近読んでとても感銘を受けた本です。こんな書き出しで始まります。

『子供のころは、何か目にするたびに質問するものです。「ねぇ、どうして
犬はしっぽを振るの?」「うれしいと思うと、しっぽをふるんだよ」…。
でも、大人になると「質問する側」から「される側」に変わります。
こうして大人の顔で生きることに慣れると毎日はただの繰り返しになって
しまいます。
こうした暮らしを続けたら、人の心はたちまち、二、三日ほっておかれた
パンみたいにカチカチになってしまいます。
からだが年月とともに変わっていくのは自然のありようですが、こころは
別です。こころが固まってしまうなんて、とても悲しいことです。

 目に見えない部分を初々しく保つ、これが新鮮に生きていく方法。
「成長しなくてもいいけれど、いつも新しくありたい」。子どものままの
好奇心のかたまりを、大人になっても、ずっと持ち続けることが出来たら
どんなに素敵でしょう。
子どもの頃は人に尋ねていた答えを、自分自身で捜したら、無限の発見が
あることでしょう。それはおそらく「大人の役割」ではなく、「大人の楽しみ」で
あり、「生きていく目的」だとさえ思います。』

 どうです、心は固まりかけていませんか?それとも固まってしまっていませんか?
固まらないためには「今日もていねいに」です。いつもやっていることをていねいに
するのです。一つひとつの所作をていねいにするだけで、そこに何かが見つかると
言うか感じられるのです。
例えば、しばしば話題にするドアの締め方。勝手に閉まるのに任せず、ていねいに
閉めてみる。何度やってもその度ごとに新鮮な感覚を味わえます。それだけでなく
周囲への配慮も行きとどきます。
こうした例のいくつかをこの本では静かなしぐさとして紹介しています。
電話の切り方・受話器の置き方など仕事の上でもとても大切です。また乗車券の
クレジットカード化に伴って、よく目にするのがカードを改札機に叩きつけるように
して通る人。よっぽど気分が悪いのかなと心配してしまいます。

 このようにささやかなことで人の印象は変わります。自分にしみ込んだ、小さな
所作を見直すと、また違った世界が開けます。
私はしませんが拒絶の姿勢の腕組み・傲慢な足組みを人に向かってはやめる。等など。
日常の所作も含め、毎日をていねいに生きると、こころはいくつになっても新鮮です。
「今日もていねいに」!
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2012/10/01(Mon) | らいLIGHT | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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